・Youtubeやfacebook、LINEでも、「タテ型動画」が増えている。
・国内初の、タテ型動画メディアも登場!「スマホ片手に作業」を意識?
・爆発的な普及の可能性も。ビジネスでの活用も視野に入れよう!
最近Youtubeやfacebookなどで、タテ型の動画ってみたことありませんか?
これまで動画と言えば横向きで、何の疑問も持たずに見ていたと思いますが、その流れが変わりつつあります。
今回は、今年注目の“タテ型動画”について調べてみました。
これまで、スマートフォンで気になった動画をフルサイズで見るには、端末を横向きにして見る必要がありました。
しかし、タテ持ちをしてニュースを見ている時に、気になった動画を見るため、いちいち横向きにするのは、とてもめんどくさいですよね。
そこで出てきたのが、タテ向きに最適化させた“タテ型動画”です。
このタテ型動画ですが、アメリカでは急成長中のメッセンジャーアプリ「Snapchat」や、ライブ動画配信アプリ「Periscope」「Meerkat」などがタテ型動画を導入しています。
ちなみに、「Snapchat」はアメリカのティーンエイジャーでは、twitterよりもユーザー数が多いそうです。
タテ型動画は従来のヨコ型動画よりも、完全動画視聴(動画を最初から最後まで見ること)が、9倍も多いとのことです。驚きですねー。
日本でも、スマホ動画を見る時に、タテ向きのまま見る人が3割以上もいるという調査結果もあります。
出典:動画は縦?それとも横?スマホ動画の“6つ”の視聴傾向が明らかに!『モバーシャル調査』
https://www.mobercial.com/article/smaphoneresarch/
膨大な動画が毎秒アップされ続けているYoutubeですが、2015年7月のアップデートから、タテ型動画のアップロード、視聴が可能になっています。
Youtubeで「タテ型動画」で検索すると、いくつかのタテ型動画がヒットします。
上のサンプル動画はYoutube。スマホで動画エリアの右下にある拡大ボタンをタップすると、タテ向きの全画面表示の動画が見られます。
今では、Facebookでも、タテ向きで撮った動画をアップロード、視聴できるんですよ。
こちらは、投稿された動画をタップすると左のように表示され、その後、動画右上の全画面表示切替ボタンをタップすると、タテ型の動画を視聴できます。
今や、国内最大級のSNSに成長したLINEも、タテ向きの動画を視聴できるようになりました。
こちらも、タテ向きで撮影した動画を相手に送れば、そのままタテ向きとして共有できます。
C CHANNELは国内初のタテ型動画メディアです。特徴は何といっても、動画が全てタテ型というところ!
ちなみに、PCでC CHANNELを見ても、すべて動画はタテ動画になっています。
スマートフォンの場合は、タテ型のフルスクリーンで動画を見ることができます。
F1層向け動画メディアだけあって、スマホでメイクの仕方の動画を見ながら、片手にメイク道具、といった利用シーンも想定してのUI設計なのかなとも感じました。
さらに、C CHANNELでは、タテ型動画広告サービスも提供しており、すでにいくつかの企業がチャンネルを開設しています。
C CHANNEL
タテ型動画に対応することで、「Snapchat」のように、他のメディアに比べて、多くのユーザーが爆発的に視聴するようになる可能性があります。
動画広告を検討している広告主や、提供しているメディア担当者は、新しいタテ型動画広告を利用することで、今までより多くの顧客獲得につながる可能性を、広げてみてはいかがでしょうか。