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デザイン・UIwebマーケティング

UI/UXもいいけどIAちゃんとできてますか?

016ゴールデンウィークまであと少し!! 私は、長期休暇前でバタバタした日々をおくっていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 今回は、忙しいと忘れがちな『IA=インフォメーションアーキテクチャ』について、改めてまとめてみようと思います。

そもそもIAってなに?

IAとは“インフォーメーションアーキテクチャ”の略で、情報アーキテクチャともいいます。具体的にどんな内容を指すものなのかというと、Web制作においてディレクターやそれに近いデザイナーの皆さんが日々おこなっている、要件定義から実際のデザインに入るまでにおこなう一連のフローのことを指します。

規模の大きい企業であれば、プランナーやマーケティングチームなどがチームを作り要件的ペルソナ設定などをおこない、クライアントが求めるものは何か、ユーザーが求めるものは何かなどをある程度仮定して情報やコンテンツなどをまとめていきますが、国内の大部分の企業はディレクターが一人で担当することが多いのではないでしょうか。

これからディレクターになる方や、4月に入社した新社会人の方のために具体的にはどういう作業までがIAと呼ばれる部分か下記にまとめました。

分析フェーズ

分析のフェーズでは、要件定義や、SWOT分析からターゲット設定、ユーザーが何を求めているかなどを分析します。お仕事の4割くらいは、お話をいただいた段階でクライアント側の明確な目標が定まっていないなんてことはよくあるので、SWOT分析をおこない考えをまとめ、クライアントを含め意識の共通化をはかることが、スムーズに実制作を進める上でとてもに大事になります。逆にこの部分が、ふわふわした状態で進めてしまうと、制作負荷がかなり増してしまう場合が多くなります。

  1. 要件定義
  2. SWOT分析
  3. ビジネスニーズ把握
  4. ターゲットセグメント設定
  5. ユーザー分布図
  6. ユーザーニーズ把握
  7. ヒューリスティック評価

戦略フェーズ

戦略フェーズは、文字通り“考える”フェーズです。想定されるユーザーの年齢層や男性なのか女性なのかなどペルソナを決め、その後、コンテンツをどういったものにするのか決めます。このペルソナをもとに、コンテンツをシミュレーションしてみて、うまくマッチしないようであれば、再考するといった流れになります。

  1. コンセプト定義
  2. ペルソナ設定
  3. ターゲットユーザー行動モデル
  4. コンテンツマトリックス

設計フェーズ

ここからが、情報設計であり、デザイン設計になる部分です。まずは、サイトマップを作成し、同時にナビゲーションも設計してしまいます。その後、ワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームは全ページ作ったほうが安心ですが、時間的に難しい場合は、コアとなるいくつかのページを作り、デザイナーやプログラマ、クライアントと共通認識を持っておくことが重要になります。

  1. サイトマップ作成
  2. ナビゲーション考案
  3. ワイヤーフレーム作成

大体ここまでが、IAの情報設計にあたる部分になります。実際の制作に入るまでには、この設計をもとに、デザインコンセプト・カラースキーム(トンマナ)の設定、どんな技術・ギミックが必要か決定、それには、どんな技術的要件定義をしておくことが必要かなど、実際のデザイン・構造設計をして、デザイン制作に入っていきます。

UXを考える前に、まずIAをしっかり考えよう!

今回は、IAについて改めてまとめてみましたが、実際の仕事の中でこれを全て資料にまとめて共有をおこなう余裕はない場合が多いと思います。ただ、良いサイト、UXの高いサイトはIAがしっかり考えられている場合が多いですよね。それは、IAもUIと同様にUXの一部だからです。

UIには、見せ方や過去のデータから、こういった場合はこんなデザインがいい!という指標がありますが、IAは人間の思考なので、これだ!という正解はなく毎回変わっていきます。ただ、自分の手元にどんな仕事でも考え方のベースになる資料を持っておければ、ゼロから設計していくよりはスピーディーに進行でき、コンテンツの中身など本当に時間をかけるべきところに時間を使えるようになると思いますので、ひとつベースとなるIA資料などゴールデンウィークなどに作ってみるのはいかがでしょうか。

この記事を書いた人


モバイルラボ 編集部
ヨコハマ・モバイルラボとは? モバイルならではの表現ってなんだろう? 一瞬のひらめきや感動は手のひらから始まっています。 新しいクリエイティブのカタチをここから探してみましょう。
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