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過熱する音楽配信サービスの種類とそのデザイン

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2015年、音楽業界を大きく変える動きとなった音楽配信サービス。現在、さまざまなアプリやサイトが提供しており、その勢いはとどまることを知りません。今回は、その代表的なサービスと、それぞれのデザインやUIについて観察してみたいと思います。

代表的な音楽配信サービス

1.LINE MUSIC

まず最初は、LINEの「LINE MUSIC」。先月のサービス公開からわずか2日でダウンロード数が100万件を突破しました。2ヶ月間は無料で利用できるというとで、私もガッツリ使っています。150万曲が聴き放題で、曲のバラエティが豊富に揃っている、という印象です。

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使い勝手は、とにかく見やすい! 白を基調に、シンプルかつすっきりしているのもその要因の一つでしょう。個人的には、一昔前のiTunesのような印象を持ちました(おそらくそれを意識して作られているのでしょう)。

不満があるとすると、左上のドロワーメニューが、階層が深くなると消えてしまうこと。トップに戻らないとドロワーメニューが使えないので、これはやや不便。実は下層に入っても、右にスワイプするとメニューが出てくるのですが、見た目的に「スワイプできる」感がまったく無いので、気付かない人も多そうです。

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また、なんらかの曲を聴きながら他の曲を探している場合は、今聞いている音楽の再生・曲送りのボタンが表示されません(後述のAWA Musicは常時下に表示されます)。このあたりは、音楽プレーヤーのUIとして考えると、やや使いづらい印象です。

LINE MUSIC

https://music.line.me/landing/

2.Apple Music

今月1日にAppleが開始した音楽配信サービス。現在、無料トライアルを実施中で、3ヶ月間は無料で音楽が聴き放題になっています。私もこれを利用したいがために、iOSのバージョンを最新の8.4にアップしました。

IMG_0217Apple Musicはさまざまなコンテンツがあり、オススメのプレイリスト表示や注目ミュージックの紹介に加え、動画やラジオ、さらにはユーザーへのレコメンドミュージックの提示など、音楽好きにはたまらない内容になっています。

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こんなにコンテンツが多いと使いにくいと思われるかもしれません。しかし、そこはさすがのApple。見た目はシンプルですが、どこになにが配置されているか、あるいはどこをタップすれば移動できるかが、感覚的に分かるようになっています。これは私自身がずっとAppleユーザーであるため使い勝手に慣れている、という点も大きいと思います。逆にいうと、普段Appleを使っていないユーザーは、大量にある機能を使いこなすのに少し時間がかかるかもしれません。

Apple Music

https://www.apple.com/jp/music/

3.AWA Music

サイバーエージェントとエイベックス・デジタルが提供する「AWA Music」。楽曲数は正式に公表されていないものの、年内に約500万曲を目指しているとのこと。プレイリストが豊富にあり、それを眺めているだけでも楽しむことができます。

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見た目の印象ですが、デザインが今風なオシャレな感じでかっこいいです。そのため、かなり直観的な操作を要求されるUIになっているので、スマホに慣れていない人は操作に苦労するかもしれません。

一つの例として、検索メニューがデフォルト画面に表示されていません。LINE MUSICだと、常時右上に検索窓アイコンが表示されていて、そこをタップすると検索できますが、AWA Musicは、右上のドロワーメニューをタップしないと検索窓が表示されません。

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また、トップページからスワイプで画面が切り替わる仕様になっていますが、どうしても縦スクロールに目がいってしまい、そのことに気付かない人もいるかもしれません。私も恥ずかしながら、最近スワイプできることを知りました……。このアプリのターゲットになっているだろう、スマホ操作に慣れている若い層には難なく操作できると思います。

AWA Music

https://awa.fm/

4.KKbox

もともとは台湾で始まった音楽配信サービス。楽曲数は1000万曲以上配信されていて、台湾を中心に香港、シンガポール、マレーシア合わせて1000万ダウンロードを達成しています。日本では2013年から本格的にサービスがスタート。

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ユーザー同士で同じ曲を聴きながらチャットができる機能があったり、K-POPなどアジア圏の音楽が集まっているのも特徴の一つです。

見た目はiTunesにかなり近く、各コンテンツの領域が大きくてタップしやすいです。また、下部にナビゲーションメニューが固定されているので遷移も迷うことはありません。検索やマイページなど目的の箇所に1タップで移動できるのは嬉しいですね。

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他の3つのサービスに比べるとやや地味な印象を受けるKKboxですが、個人的には、今回取り上げたアプリの中では一番使いやすいアプリだと思います。

KKbox

https://www.kkbox.com/jp/ja/index.html

最後に

音楽業界に大きな影響を与えた音楽配信サービスですが、単に音楽を聴くだけではなく、実際の使い勝手をもとにデザインやUIを考えてみるのも面白いのではないでしょうか。意外と、普段よく使うこういった身近なアプリを注意して観察していくことが、デザイン・UIの勉強になるのかもしれません。

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