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おせちに学ぶレイアウト!日本の美のデザインを堪能するお正月。

今年も年末が近づいてきましたね。

筆者は紅白より、大掃除より、母親が数日かけて仕込むおせちの香りが大好きで、幼いながら毎年「ああ~新年がやってくる~」とテンションが上がっていました。

今回はそんな日本の伝統『おせち』の美を眺めていこうかと思います。

ちなみにおせち料理を重箱に詰め重ねて用意するのは、めでたさを重ねるという意味で縁起をかつぐためだそうです。実に日本的な美ですね。

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おせちに学ぶグリッドデザイン

左側は、升目にきちっと収め、蒲鉾・海老・蛤・椎茸のように具材を置く方向を揃える事でグリッドが意識されますね。海老が升目をまたいでいますが、下の蛤→海老→蒲鉾と流れるように方向を揃える事で自然に右上ブロック/左下ブロックの仕切りとなる斜めのラインを生成。また画に足りない色味であるイエローとグリーンをテンポよく配置することでリズムも生まれています。

ママでも、在宅フリーランス。
楽しくやりがいのある仕事、自分らしい生き方。仕事も家庭も大切にするためのすてきな生き方を始めてみませんか?

右の方は、大海老がドカーン!と画の主役となるようにバランスよく配置されていますね。個人的には大海老の両脇のグリッドをもっと揃えても気持ちいいかなと思います。

見えない線と線が繋がっていることを意識

デザインの上で意識したいのは、要素と要素はお互いの辺を延長していけば見えない線でつながっていくこと。それを繰り返していくとルールが明確になります。2つだけだとはっきりしないルールも、3つ、4つと増やしていけばだんだんはっきりしてきます。

ルールを破るとアクセントになる

でもルールだけだと単調でつまらなく感じることもあるかもしれません。
そこでちょっとルールを破ってリズムを作ってみます。基本的なルールがはっきりしていると、リズムを簡単につくることができるし、アクセントにもなります。
ひとつだけ色・形・大きさを変えてみると変化、リズムが生まれてアクセントにもなりました!

色だけじゃなくて、大きさ、形、枠からはみ出させたり、角度を変えたり、余白を多きくしてみたり …。とにかくルールを破るとリズム、変化が生まれます。

(参考:https://webdesignrecipes.com/web-design-beginner-learning-dtp-design/


 

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縦!横!格子!!これでもかとグリッドを意識させる盛り付けで非常に現代的。かっこいいです。ここまでシンプルだときっちり揃えないとすぐに違和感を感じてしまうし、本当にバランス命になってきますので難しいデザインだと思います。あっぱれ。


https://www.idia.jp/report/pattern-of-layout/ グラフィックデザインやWebデザインでよく用いられるレイアウトのパターンについてまとめているページ。表現の仕方に困ったら見てみると参考になりそうです。


 

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手前のものしかしっかり見えませんが、綺麗な盛り付けですね!下2段はびしっっっと揃えつつも、上2段は幅を左右テレコ(互い違い)にし変化をつけることで、のっぺりせず華やかに仕上がっています。

 


おせちの基本的なレイアウト

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レイアウトとメイン(見栄えのするもの)をまず決めて、それを引き立てるように枠に沿って他の具材を盛り付けていくのがコツだとか。

 

【余談】美しい比率について

人間にとって最も安定し、美しい比率とされている黄金比。しかし日本で黄金比よりも人気のある比は「白銀比」「正方形」なんだそうです。(1:1.414≒1:√2)

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正方形は平安京の碁盤の目状の都市や木造建築の木材などに、白銀比は見返り美人図や風呂敷、また法隆寺など日本の建築物によく見られ、日本独自の美意識は文化から生まれているのだなと実感させられます。

そして正方形の1辺と対角線の比はなんと1:√2。上に載せた 三種/四方/七宝 にも取り入れられていますね〜。

白銀比は建造物に正方形を用いる木造建築から始まったと言われています(一本の丸太から効率よく木材を伐り出すには正方形が適しているため)。一番興味深かったのは、日本における白銀比は美しさを表現する基準ではなく、日本人に特有の物を大切にする「もったいない」という感覚と合理性に基づいている点。日本人特有の慎ましさや奥ゆかしさをあらためて感じます。

日本ならではの美を楽しもう

食事の欧米化なども今や話題にさえならなくなりましたが、お正月くらい純日本人的にしっとり過ごすのも悪くないですよね。ひとり暮らしの方向けに一人前おせちなんていうのも出回っていますので、デザイン(盛り付け)を眺めながら、日本ならではのお正月を楽しみたいですね!

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この記事を書いた人


近藤れおな(こんどう・れおな)
青山学院大学卒業後、株式会社パソナ入社。人材コンサルタントとして、大手通信会社や外資系ホテルの採用・育成に携わる。 大学時代からパソコンは友達で、サイト制作やブログ作成・youtubeに熱狂する。 元々、ミュージシャンになりたかったが、巡り巡ってアイドルのプロデュースやマネジメントをするようになる。 育成・Web・音楽を軸に多方面で活躍中。尊敬する人物はイチローと松本人志。
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