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2015年はどうなる!? スマホサイトトレンド予測

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2015年が始まりました。各媒体から「2015年トレンド予測」が発表されていますが、web業界ではどうでしょうか?

昨年の2014年を総括すると、B to Cのコミュニケーションでは、PCよりもスマホからのアクセスが完全に上回ってしまった。つまり逆転が起こったといえます。

この明らかな変化に対して、PCからスマホへのシフトが一気に起こる可能性がでてきました。この考え方はweb制作者のみではなく、今後一般の企業経営層にも浸透し始めるでしょう。この臨界点を迎えた「2015年スマホサイトトレンド」を予測してみたいと思います。

2015年スマホサイトトレンド予測10!!

1.本格的なスマホ対応へ ~第2ラウンドが始まる~

日本でのスマホ対応は、いわば間に合わせのトライアル対応。スマホ普及率、利用率が高まった以上、北米のように、本格的なスマホ対応が進行していく。従来のトップページや第2階層までといった中途半端な対応ではなく、ユーザーベネフィットを考慮し、モバイル利用に必要なページ(下層ページ)まで対応されることになる。

2.モバイルサイトの表示性能が問われ始める

これまでのスマホ対応に求められていたのは、「表示の最適化」のみ。今後はそれに加え『One Web』であること、『表示スピードの高速化』が求められる。

One Webとは?

PCとスマホのURLを同じにすること。クロスデバイスでの利用においては、Googleが推奨するようにLP(ランディングページ)が1つでないと面倒なことが多すぎる。また、売上げやコンバージョンアップを求めるためには、モバイルでの表示を速くする必要がある。日本の欧米と比べて、容量が大きすぎ、表示が遅れる傾向にある。これに伴い、いままで半数を占めていた専用のモバイルサイトを構築することやプロキシー変換での対応は少なくなると予想される。

3.Googleのスマホ対応ランクが強化される

2014年11月に発表されたモバイルフレンドリー(スマホ対応)表示は、今後Googleがスマホ対応されているサイトのランク付けを行うという宣言であった。そのため今後は、スマホ対応をしていなかったり、推奨されるスマホサイトの制作をしていない場合、Google検索結果のランクが下がると予想される。

4.PCサイトの制作にブレーキがかかり始める!

ヤフージャパンへのアクセスの大半がモバイルとなり、PCのみの利用者が激減の状況となった今、PCサイト向けのコンテンツおよびデザインに対して、その有効性や意義に疑問が向けられる。つまり「PCサイト不要論」が持ち上がる。とくに20代や女性層ターゲットなら明らかだ。これまでこのシフトに待ったをかけていたのが、モバイル広告単価の低さだったが、こ広告単価の動き次第で、PCサイトからモバイルサイトに、主役の座が大きく動く可能性がでてくるだろう。

5.モバイルファーストのWeb設計が加速化する

女性対象の商材やサービスにおいては、すでにアクセスの7~8割がスマホからになっている。そのため今後予定されるWebリニューアルが従来と同じ、PCサイト中心ではいいはずながない。当然ながら、新しいWebリニューアルは、モバイルファーストで設計・構築を行う必要が高まる。デザインベースとしては、タブレットがその中心となるだろう。しかし、モバイルファースト設計やタブレットリニューアルの方法論やルールがWeb担当者やWeb制作会社において整理されていない。

6.待ったなしのモバイルEコマース

売上げのかなりの部分がスマホからのアクセスという事実が認知されているEコマース業界。スマホ対応の有無が売上げに直結するとなったいま、スマホサイトがないなど言語道断。表示スピードの遅さも命とりになる可能性がでてきた。またクロスデバイスにおいては、LPが分かれているとなにかと不都合が多い。

7.「スマホ対応」から「モバイル対応」に置き換わる

日本では「スマホ対応」という呼び方がポピュラーだったが、これが「モバイル対応」に置き換わる。タブレットが続伸し、ファブレットを含めてクロスデバイスでの利用がますます浸透していく。当然ながら「スマホ対応」では定義として不足してしまうため、さまざまなサイズに併せていく利用の中で、移動デバイスの最適化は「モバイル対応」という呼び方に置き換わっていく。

8.「スマホ対応」の手段は3つに絞られる

今後のモバイル対応の手段として、レスポンシブウェブデザイン(RWD)、とアダプティブウェブと動的配信(サーバーサイドテンプレート調整)が挙げられる。このうち多くのWeb制作会社はレスポンシブウェブデザインに注力をせざるえなくなる。動的配信は大手のSIを中心に使われるが、設計方法的に前時代的でありコスト高となる。

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アダプティブウェブとはなにか?

9.Webとアプリの連動利用が進行する

「アプリかwebかどちらか」といった議論は終わり、両方の対応方法を使いわける時代となる。二者択一ではなく、ユーザーのリーチを取るためにはモバイルwebで対応し、リピーターに対してはアプリで対応を検討するなどの考えが普及していくだろう。そのため、どちらのアプローチもフレキシビリティに、設定、コントロール、計測され、リーズナブルに提供されることが求められるようになる。

10.モバイル対応のみという「逃げ道」も

マルチスクリーン対応はPCサイトのみに比べコスト増が不可避です。そのため(1)スマホ対応をしない。PCサイトのままという選択肢と、(2)スマホ対応のみ、またはタブレット対応のみという判断もでてくるだろう。PC利用者が少ないならば、スマホからのアクセスのみに絞ってもかまわないが、Google的には後者のほうが表示スピード、OneWebという視点から、ユーザーベネフィット評価は高くなると予測できる。

この記事を書いた人
C1-5 占部雅一
株式会社ドーモ 代表取締役
雑誌の編集者を経て1995年にWeb制作会社を設立。女性コミュニティサイトの立ち上げ・運営、メディアサイトのコンテンツや広告開発に従事。近年は「マルチスクリーン対応」を意識した企業サイトのモバイル対応を推進。ユーザーベネフィットを生み出すモバイルWebの在り方を提唱している。
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Mobify(モビファイ)とは

Googleが認定しているマルチスクリーン対応のための最適化サービス。
デバイスに応じ、専用にデザインされたサイトを表示することができます。
ページの表示を高速化させる仕組みも持ち合せており、ユーザーの離脱を防ぐことが可能です。

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