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GoogleのモバイルSEOがいよいよ動く!

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米国時間2月26日、Googleは、2015年4月21日より、スマホ対応ラベル(英語名:mobile freindly label)を、彼らの検索ランキングシグナルとして活用すると発表しました。これは昨年2014年11月17日にアナウンスされた「スマホ対応ラベル」の導入に続き、具体的なアクションとしてモバイルSEOが動きはじめました。

これは何を意味しているのでしょうか? 今回のアナウンスは、正しいモバイルサイトを準備しないと、表示ランキングそのものに、はっきりとした影響を与えるという彼らの宣言だと受け取れるからです。

米Googleのブログ記事

https://googlewebmastercentral.blogspot.co.uk/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html

もう一度「スマホ対応ラベル」を考える

日本でも去年の12月7日あたりに、一斉に導入されました。しかし、このラベルをまだ知る人は少ないので、改めてこのラベルという指標が何を意味するのかをおさらいします。

簡単にいうと、このラベルが検索画面に付いていると、ユーザーは、スマートフォンで見る場合に「スマートフォンサイトが用意されている」と認識し、安心してWebページを開きます。反対にラベルがないと、PCサイトページしかないので、「開く」のを止めておこうと判断します。

いまはまだ認知そのものが足らないのですが、開いてみてPCサイトでがっかりしたという経験は少なくないでしょう。もう少しこのラベルの文字色が目立つ色なら、意識が高まるとも言えます。なにせ地味なグレー文字ですから。

検索結果のトップページ以下をみてみよう

実際にどういうことか試してみましょう。

スマートフォンで「銀座」、「ホテル」というキーワードを検索してみてください。トップページは問題なく、そこそこラベルが貼られています。問題は2ページ目以降になると、貼られてないものが多く見つかります(左があり、右がなし)。

これには注意が必要です。すでに、ラベルがあるから、検索順位の1ページ目に表示されているともいえるし、ラベルがないから、下層ページにしか表示されないといえます。ホテル検索で、エリアとホテルで出てこないのは致命的だと思いませんか? これが企業やEコマースのWeb担当者だったら冷や汗ものです。

銀座ホテルで検索した結果

 

第2のインパクト – 実験から活用へ

今回の発表、4月21日の「活用する」は、検索表示に対して、ランキング結果に対する度合いのアクセルを踏み込む!という宣言と読み取ることができます。11月の発表ではランキングに関わる「実験を始める」から、今回は「活用する」となりました。この意味がアクセルを踏むというのであれば、今後は、正しいモバイルサイトを持たないと、上位表示が難しくなる可能性がでてきています。

これまでにも、GoogleのSEO基準には次のようなものがありました。
さて、みなさんは次の質問にどう答えますか?

質問:どちらが上位に表示されますか?

    1. モバイルサイトのありとなしでは?
    2. モバイルサイトの構造 − 1つのLPかそうでないか?
    3. 表示の速いサイトと遅いサイト
    4. 正しく記述されているか、いないか?

 

答え

  1. あり
  2. 1つのLP
  3. 速い方がいい
  4. 正しい記述

 

まずは、自身のサイトをチェックしてみてください。つぎにライバル会社のサイトの状態と自社のサイトを比べてみてください。ランキングの考え方ですが、自動的に下がるではなく、常に相対的です。ライバル会社が自社より優れていれば、それは負けているということではなく、ライバル企業のサイトのほうがユーザーベネフィットに優れているといえます。

今後は様子見ということが難しくなってきた

今後は様子見ということも難しくなってきました。Googleのランキング表示に影響がでるとなると、Web担当者は目の色を変えて腰を上げはじめます。すでに、モバイルSEOは徐々に利き始めているという指摘がありました。多かったのは、PCサイトだけでモバイルサイトがない場合、またはモバイルサイトだけを用意してPCサイトを用意しなかった場合です。これからはどちらかを優先ではなく、スマホもPCも、タブレットにも対応した「マルチスクリーン対応」が求められてきます。

最後に – 本来はOneWebでないといけない

Googleのスマホ対応ラベルの条件は、比較的寛容なものです。というのは、PCとスマホサイトを両方用意して、しっかりと対にページを用意してあるという記述がしていれば、今のところラベルがもらえるからです。

しかし、本来はOneWebでないといけません。Googleは、ランディングページが別々になるようなモバイルサイトを認めてはいません。つまりスマホ専用サイトやプロキシーソリューションによる別サイト(異なるURL、異なるHTMLとなるサイト)は、暫定的に許容されているといえます。この2つは、徐々にランクを下げられる可能性もあり、今後は将来を見据えて、マルチスクリーン時代のOneWebを目指すべきです。

図1

図2

 

注:この記事の掲載のあとで、スマホ対応ラベルが影響を与える項目について、明らかにされてきました。影響を与える項目についてはこちらの記事を参照ください。またこの記事の対応は将来的に、良質なモバイル対応を進めていくには大切なことであり、あえてこのまま修正をせずに掲載をしておきます。

 

 

この記事を書いた人
C1-5 占部雅一
株式会社ドーモ 代表取締役
雑誌の編集者を経て1995年にWeb制作会社を設立。女性コミュニティサイトの立ち上げ・運営、メディアサイトのコンテンツや広告開発に従事。近年は「マルチスクリーン対応」を意識した企業サイトのモバイル対応を推進。ユーザーベネフィットを生み出すモバイルWebの在り方を提唱している。
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Mobify(モビファイ)とは

Googleが認定しているマルチスクリーン対応のための最適化サービス。
デバイスに応じ、専用にデザインされたサイトを表示することができます。
ページの表示を高速化させる仕組みも持ち合せており、ユーザーの離脱を防ぐことが可能です。

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