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スロー。そのサイトに立ち入り禁止! 遅いサイトには、警告サインが

遅いサイト

ここ最近、Googleの検索順位に関する動きが活発化しています。つい先日の記事では、検索結果ランキングの順位付けの「活用」が4月21日より始まるというニュースをお知らせしたばかりですが、新たに「表示スピード」のそのものの性能がランキングの要素として加わる可能性がでてきました。

2月26日の米国時間の午後、スマートフォンのAndoroidのシークレットモードでの検索結果ページにおいて、赤い文字色で”SLOW“という表示がテストされました。

遅いラベル

発表したのは、インドのニューデリーで活躍するEマーケティングコンサルタントで、GoogleパートナーでもあるK Neeraj Kayastha氏です。

立ち入り禁止か!? 赤く目立つ色で表示される

昨年11月に発表された「モバイルフレンドリー(日本では、スマホ対応)ラベル」は、すでに実行されて4ヶ月目に差し掛かりました。このラベルの表示は、グレー文字でそれほど目立たないものですが、今回の「スロー」ラベルは、赤の色時に白抜きの文字というはっきりと表示されています。ほとんど「立ち入り禁止」標示です。

今はまだGoogleのテストのようですが、スローラベルが貼られる可能性が高いのは、「表示の遅い」モバイルサイトです。ユーザーは「スマホ対応」ラベルと同じように、「遅い」サイトだとわかると、そのサイトを避ける可能性がさらに出てきたわけです。

今は、どういうロジックや定義づけをしているのか、明らかにされていません。また評価もモバイルではなく、デスクトップのサイトの表示スピードをチェックしているとの報告もあります。いずれにせよ、Googleのみが知るということですが、テストが進むと、今後はそれらが精緻化されてくるはずです。

Radwre社のパフォーマンス&UXエヴァンジェリストのタミー・エバーツはサイト表示速度について以下のように述べています。


ユーザーは遅い表示を嫌います。競合サイトよりも2.5秒遅ければ、そのサイトには近づこうとはしません。この傾向はすでに明らかで、変わることはないでしょう。

いずれにせよ、スローラベル登場のインパクトは、Web担当者の表示スピードに対する認識を、大きく変える可能性がでてきました。

いままでは、日本では、表示スピードに対する認識が弱く、モバイルサイト対応は、表示の対応のみという人が多いのも事実でした。今後は、より軽量で快適に動くパフォーマンスが求められてくるはずです。Web担当者は今後、競合よりいかに速く表示されるかを考えるようになってくるでしょう。

表示スピードをGoogle PageSpeedInsightで調べる

それでは、自分のサイト、および競合のサイトを、Google PageSpeed Insightを使って調べてみましょう。評価のポイントは、85以上(緑)合格、60以上(オレンジ)だともう少し、60以下(赤)はもっとがんばりましょう、です。注意したいのは40以下を下回っているサイトと予想されます。

また、次のようなサイトも点数が低くでる要素が多くあり、注意が必要です。

  1. 画像を多く使っているサイト
  2. 画像のリサイズが不十分なサイト
  3. 余分なソースを残しているサイト
  4. レスポンシブウェブデザインで作られたサイト

スローラベルが今度どうなるかは注目です。先に採用された「スマホ対応ラベル」のランキング活用は、4月21日より行うとアナウンスされています。これに「スローラベル」がどう関わるかは不明ですが、表示スピードは、モバイルサイトにおいては目が離せない必要条件となってきました。

私たちが今後、どうパフォーマンスに対して取り組むべきかを変える大きな機会になることでしょう。

参考サイト

Google Mobile Ranking Algorithm, Mobile Slow Label, Google Play Ads & More
(You Tube:英語)

Neeraj spotted SLOW’ label on Mobile SERP(You Tube:英語)

Video Recap of Weekly Search Buzz :: February 27, 2015(英語)

Web Performance Today|Redware(英語)

この記事を書いた人
C1-5 占部雅一
株式会社ドーモ 代表取締役
雑誌の編集者を経て1995年にWeb制作会社を設立。女性コミュニティサイトの立ち上げ・運営、メディアサイトのコンテンツや広告開発に従事。近年は「マルチスクリーン対応」を意識した企業サイトのモバイル対応を推進。ユーザーベネフィットを生み出すモバイルWebの在り方を提唱している。
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