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【事例】分析からはじめる!! スマホサイトの改善方法

眼鏡をかけた女性

今回は、北米最大の眼鏡・コンタクトレンズ販売ショップ「Coastal Contacts」が実施した、スマホ最適化、およびサイトリニューアルの事例をご紹介します。2012年の事例ですが、オンラインショップを運営している方々は、ぜひ参考にしてください。

スマホ最適化を実施し、さらにリニューアルも!!

Coastal Contactsは、北米最大の眼鏡・コンタクトレンズ販売ショップです。2011年後半には、スマホユーザー向けに、モバイルに最適化したWEBサイトを公開しました。その目的は、良質なモバイルエクスペリエンスを提供することによる、モバイルからのコンバージョンと売上のアップでした。

2012年になると、すでにCoastal Contactsはスマホ最適化の恩恵を享受しはじめました。モバイルでのトラフィック・収益ともに大きく成長し、すべての数値は、いい方向へと向かっていました。

スマホ向けの最適化サイトが公開された瞬間から、ユーザーはいままで以上に素早く商品を閲覧、購入できるようになりました。向上したモバイルUX(ユーザーエクスペリエンス)によってCoastal Contactsは新規顧客開拓が広がり、同時に既存顧客にもリピートしてもらうことに成功したのです。

しかし、彼らはそこで止まりませんでした。2012年後半には、最適化したサイトのリニューアルを行ったのです。当時、WEBトラフィックの20-30%はモバイル端末からのもので、WEBからの売上の15-20%を生み出していました。最初のスマホ最適化は成功となりましたが、彼らはそれに甘んじず、すべてのモバイル通信の環境が売上につながることを目指したのです。

結果は最高のものでした。一回目のモバイル最適化に比べ、二回目のそれの間では、なんと50%ものスマホによるアクセス率上昇を見せたのです。

Coastal Contacts「目的は、最初から完璧なサイトを作ることではありませんでした。我々はモバイルサイトに詳しくないことを認識し、勉強するつもりで、この世界に飛び込んだわけです。
MOBILE 2.0は、常に頭の中にありました。まず構築し、分析する。それから再び調整、というのが我々の方針でした。我々の施策をひとつずつを振り返り、分析し評価すること。これが、重要な役割を果たしています」
Braden Hoeppner, Coastal.com ウェブセールスVP

 

最適なモバイルUXのために行った「5つの分析」

では実際にCoastal Contactsは、スマホサイトをどう分析して、どう改善していったのでしょうか? 具体的に見ていきましょう。

1. 価値の高いデバイス、スクリーンサイズを見極める

スクリーンサイズが異なるモバイル端末が増え続けている今日、どのモバイル端末を最適化のターゲットとするべきかを判断するのは簡単ではありません。

Coastal Contactsは、モバイルセールスの最も大きな割合を占めるモバイル端末を中心に最適化することにフォーカスしました。サイトで取った統計を分析し、どの端末およびスクリーンサイズが最もターゲットとして重要かを導き出し、WEBサイトをそのスクリーン向けに最適化したのです。

しかし、最初に構築したサイトでは、この分析は間違っていました。いくつかのCTA(Call To Action, 行動喚起)が、端末によってはページ下部に押しやられていたのです。さらなる計測と分析の結果、この判断が適切でなかったこと、また本当に重要だった端末のエクスペリエンスに悪い影響を及ぼしていたことがすぐに分かりました。

2. 直帰を防ぐため、ページパフォーマンスを最高に保つ

ページのパフォーマンス、コンバージョン、ユーザーの満足度は、どのWEBサイトのおいても互いに強く関係しています。スマホでは、それがさらに強まります。

スクリプトや画像といったリソースは、サイズが増えればすぐにページの読み込みスピードを遅くしてしまいます。57%のモバイルユーザーが3秒以上待たされるサイトからは直帰してしまうと言われています。今日のインターネットでは、「重い」ページの調整について、常に注意して考えなければなりません。

3. アクセス数だけでなく、ランディングページを分析する

モバイルユーザーが最も多く訪れるページや、他サイトから訪れるランディングページを見極めることは、デザインや開発の優先度を考える助けとなります。

例えば、サイトの中で、トップページが最もアクセス数の多いページかもしれません。しかし、検索エンジンから訪れるユーザーであれば、商品詳細ページの場合もあります。アクセス数トップ5と、ランディング数トップ5のページにフォーカスして、分析をしてみてください。――これらが、モバイルトラフィックの40-80%を占めている可能性があります。

4. スマホとタブレットのユーザーは、区別して考える

調査によると、ユーザーは端末によって異なる行動を取ります。また、スクリーンサイズよりも、ユーザーの置かれている状況のほうが、大きく影響を及ぼします。

一方で、スマホとタブレットのユーザーを区別することは、より効果的な最適化を行う助けとなります。サイトの直帰率と、訪問ごとにアクセスしたページの数を、スマホとタブレットに分けて調べてみてください。異なる端末ごとに異なる行動を取ることが分かるはずです。

5. スマホユーザーはどこで問題に直面するのか、解析する

ユーザーがWEBサイト上のどこで問題に直面しているのかを見極めるのは、非常に重要です。不満を覚えたユーザーは、すぐに別のサイトに行ってしまうからです。

Coastal.com の最初のスマホサイトの分析結果から、ユーザーが多くの時間をページ間移動に費やしていることに気が付きました。解析をしてみると、問題はナビゲーションだということがすぐにわかりました。最初のバージョンでは、効果の範囲を超えて、選択肢を多く提供しすぎていました。その結果、ユーザーはサイト内で「迷子」になっていたのです。

そこで、リニューアルの際、トップのナビゲーションに変更を施しました。その結果、ユーザーはスムーズにサイト内をブラウジングしていくようになったのです。

「まずお客様が見たいのは、コンタクトか眼鏡。であれば、眼鏡エリアとコンタクトエリアを先に分け、迷いの要素をステップごとに少なくしていきましょう」

計測と分析は、UIを見直す手助けに

Coastal Contacts

「計測と分析は、我々が普段目にしないデバイスやスクリーンのためのUI(ユーザーインターフェース)を見直す助けとなりました」と、Coastal.com ウェブセールスVPのBraden Hoeppnerは語っています。

常にユーザーを第一に考えて、コンテンツを最適化させていきましょう。ユーザーの動きをアクセス解析によって見極め、その問題点を改善していくことが、コンバージョンアップ、売上アップにつながっていくはずです。

<文/カナダ・Mobify社、翻訳・編集/ドーモ>

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