Googleのモバイル検索アルゴリズムが変更になったと発表があってから数週間たちました。はたして検索結果順位に変更はあったのでしょうか? アルゴリズム変更前後で、どのような変更が起こったかを検証したいと考えていたのですが、考えるだけで大変そうだったので断念いたしました…。
さて、「スマホ対応ラベル」がつくのは当たり前ですが、それだけを対応しても、真に使いやすいスマホサイトとはなりません。webサイトへのアクセスの大半がモバイルとなってきている今、「速さ、見やすさ、使いやすさ」を考慮し、その上で魅力的なコンテンツをユーザーに提供していく必要があります。
当社はweb制作を請け負う会社ですが、数年前からMobify(モビファイ)という、PCサイトをスマホやタブレットに最適化するサービスも取り扱っています。
ひと昔前までは、スマホサイトを作る場合はスクラッチが多かったですが、レスポンシブが流行しはじめ、最近は様々な変換ツールも出てきました(変換サービスを比較した記事が過去にあがっていますので、気になる方はぜひご参考に)。
そんなサービスの中、Mobifyはけっこう、いやかなり良い(手前味噌で恐縮です)のではないかと思っています。サービスとしての良さや、制作面での良さについては公式サイトを参考にしていただくとして、今回はそんな素敵なMobifyについて、文系webディレクター目線での魅力を伝えたいと思います。
変換サービスだと、パッケージテンプレートが用意されていたりして、デザインに凝れないことがあります。簡単に作れる分、制限があるものだと、出来上がってもなんかパッとしない、ブランド感が出ないものになってしまいがち。
それに比べてMobifyは、スマホ用のデザインテンプレートをイチから用意するので、PCサイトに合わせて作ることも、まったく別物にすることも可能。クオリティの高いデザインが実現できます。
サーバー周りのことはあまり詳しくないディレクター(私)にとっては嬉しいポイントです。もちろん費用面でも。
MobifyはPCサイトの情報(html)を使用して、スマホサイトを構築していきます。webブラウザで確認できるソースコードに対して、スマホ用のテンプレートをあてる感じです。つまり、データベースを新規で構築したり、ECサイトだとカート周りのASPを検討したり、プログラムを組み込んだりする必要がありません。
肝心のスマホテンプレートは、フロントエンドの知識があれば構築可能。バックエンドの方々との折衝が苦手な方にはおすすめのサービスです。
Googleの認定ベンダーでもあり、サービス自体もアップデートが随時繰り返しており、バグというバグがないです。サービス側の問題でスマホサイトに表示崩れが出るようなことは過去に一度もありません。
北米ではスターバックスやクロックスなど有名企業にも採用されており、安心してお客様に紹介できるのもポイントです。
テンプレート制作については、PCサイト制作やレスポンシブしてもさほど変わらないですが、バックエンド周りのディレクションがないため、PCサイトを1から作るよりも業務工数が少なくてすみます(その分数をこなさないといけないというところは置いておいて)。
以上で紹介した項目以外にもまだまだ素敵なところはあるのですが、他のブログや海外の公式サイトも含めMobifyに関する情報をまとめてみました。
Mobifyサービス日本サイト
本家本元・カナダMobify社 公式サイト(英語)
Mobifyサポート|技術的なサポートフォーラム
デジタルマーケィングナビ
スマホサイト変換・最適化サービス比較
https://dmc-navi.sendenkaigi.com/special/view/4
E-NUM web design & web develop blog
スマホサイト切り替えサービス「Mobify」を1年使ってみて(制作者目線でのメリット7つ)
https://enum-kabu.com/blog/hello-world/
クライアントや、上司から「サイトをスマホ化したい」と依頼されたときのひとつの選択肢として、ぜひご検討いただけると嬉しいです。