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改めて意識したい、歩きスマホの危険性

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昨年あたりから各メディアで取り上げられ、今もなお警鐘が鳴らされている「歩きスマホ」。その名前のとおり、歩きながらスマホを操作する行為の危険性について、今一度考えてみましょう。

「歩きスマホ」の実態

先日、地下鉄のホームでこんなことがありました。筆者がホームの線路寄りを歩いていると、向かいから歩きスマホの女性が。「スマホ見ているし避けよう」と少し進路を変えると、その女性も同じ進路に移動し、危うく衝突寸前。狭いホームで一歩間違えれば線路に落ちてしまう大事になりかねませんでした。

おそらく歩きスマホの危険性はその女性も分かっているのでしょう、画面に目を落としながらも前方の足元?を確認していたのだと思います。それで人の存在に気づき、慌てて避けようとしたところで同じく避けようとした筆者と接触しかけた、ということです。

「前も見ているから」と本人は気をつけているつもりでしょうが、その視野は通常の20分の1といわれています。とても相手の挙動を予測できる範囲ではありません。今回は大きなトラブルにつながらなかったものの、東京消防庁によると、平成22年から平成26年での5年間で、歩きスマホ(自転車に乗りながらも含む)の事故によって152人も救急搬送されているそうです。
年別の救急搬送人員

その内訳は、人や物に「ぶつかる」が65人、全体の約43%と最も多く、次に、つまずいて「ころぶ」が43人、階段や駅のホーム等から「落ちる」が38人となっているようで、これら3つの種別で約96%を占めているそうです。
事故種別ごとの救急搬送人員

このことからも分かるように、歩きスマホは周りの人だけでなく自分自身を危険におとしめる行為でもあるのです。

東京消防庁<安全・安心><トピックス><歩きスマホ等に係る事故に注意!!>
https://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201503/mobile.html

そんな危険な「歩きスマホ」、規制は?

今現在、日本で規制の動きはみられていませんが、2013年にヤフーがおこなった調査では、実に75%の人が規制は「必要」と回答しています。また、アメリカのニュージャージー州フォートリーでは、条例で規制がかけられており、違反すると85ドルの罰金があるそうです。

そしてその反対意見、つまり規制しないという方向性にも解決策はあるようで、アメリカのユタ州、ユタバレー大学の階段には「歩行用」「急ぎ用」「歩きスマホ用」という専用のレーンが存在し、規制をせずとも接触事故を減らそうという取り組みがなされているようです。

ただし、個人的にはこの専用レーンがあるからといって当人の視野が広まるわけではないので、接触はせずとも階段を踏み外すことはあるでしょう。つまり無意味だと思います。(実際、同大の広報はジョークのつもりで作ったとも取れる発言をしています)

「歩きスマホ」について考える

規制はされずとも、各機関による歩きスマホの注意喚起は今なお続いています。主要駅でのデジタルサイネージによる啓発広告や、各キャリアのサイトや広告を使った呼びかけなど。特にdocomoの演算シミュレーションを使った動画は少し前にとても流行りましたね。

我々個人としても「歩きスマホ」の危険性を人に呼びかけることはできますが、まずは自分自身が、ふと歩きスマホをしていないか、十分な意識を持つことが大事でしょう。これからますますスマートデバイスが当たり前の世の中になります。それを使う人のマナーも、当たり前に保ちたいものですね。

この記事を書いた人
北澤 佑馬
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