・マルチデバイス対応は、細かい作業が多くてめんどくさい!
・しかし、Googleが作業軽減のための総合開発ツールを作成した。
・Yeomanを使うと、手動でしていたさまざまな作業が、一気に自動化!
ここ数年、WEBサイト制作では、マルチデバイス対応が欠かせなくなってきましたね~。
制作側は、複雑なJavaScriptや多くのjQueryを使って、サイト制作をしていると思います。
さらに! これらを利用した時にサイトが重らないように、
HTML/CSSやJavaScriptをGzip圧縮したり、 多くの画像をCSS Spriteを使ってリクエスト数を削減したり、
更新の度にCSSの初期化、テンプレートの作成、JavaScriptをきれいに書くためにCoffee Scriptコンパイル化をしたり……。
かなり多くの作業が必要ですよね~。
正直、めんどくさい!!
整理整頓が苦手な私には非常にめんどくさい!!!
そんな時に役に立ってくれるのが、今回ご紹介する 【Yeoman】 です。
少し高度なツールにですが、使ってみると今まで手作業でやっていたファイル管理などが、ものすご~く楽になります!
Webデザイナーになると、今日決めた!
AIが敵わない仕事はデザイナーだといいます。デジタル時代の生き方なら、まずはWebデザイナーから
Google社が作成した、作業軽減のための、素晴らしき総合開発ツールです!
Yeomanの読み方はそのまま「ヨーマン」と呼びます。(hey!Yo man! みたいな感じです。)
Yeomanを使うには、コマンドライン(ターミナルやコマンドプロンプトなど)でYeomanインストール時に聞かれる質問に答え、必要なものをインストールして、WEBサイトに必要なひな形を作成します。
さらに、Gruntやbowerなどのツールと親和性が高いため、タスク実行・ライブラリ管理も簡単に行うことができます。
ちなみに、Yeomanは【Yo】【Grunt】【bower】のコアツールの総称になります。
今回は、この3つのコアツールについて簡単にご説明します。
Yoはyeoman-generatorとよばれるWEBサイトひな形作成ツールになります。
フロントエンド、バックエンド両方で使えるツールで、Node.jsをベースに作られています。
Node.jsは最近いろいろなツールを利用する際に使うので、この機会にダウンロードしておくのがいいと思います。
Node.js→https://nodejs.org
Yoは、ターミナル、コマンドプロンプトからコマンドでインストールできます。
npm install -g yo
Gruntは、レスポンシブデザインなど複数のJavaScriptを使う場合、複数のjQueryを使う場合などに非常に有効です。
レスポンシブデザインでサイトを作る場合、たくさんのJavaScriptをminify化していくと思いますが、あのjsとこのjsをつないで新規作成してminify化して……と、更新の度にめんどくさい状態になると思います。
そのめんどくさい複数の処理を、自動でやってくれるのがGruntです!
Gruntのインストールは、下記のコマンドになります。
npm install -g grunt-cli
bowerは、WEB開発向けパッケージマネージャーです。
imgやCSS、JavaScriptといったリソースを簡単にインストールできて、バージョン管理もおこなえる、便利なツールです。パッケージマネージャーを使うと、今まで手動であのファイルはここでー、このファイルはあそこでー、としていたファイル分けが、とてもやりやすくなります。
このbowerもNode.jsのインストールが必要です。
bowerのインストールは、下記のコマンドになります。
npm install -g bower
Webデザイナーになると、今日決めた!
AIが敵わない仕事はデザイナーだといいます。デジタル時代の生き方なら、まずはWebデザイナーから
今回は、本当にさわりの部分だけ説明しましたが、Yeomanを使うと、今まで手動でやっていたさまざまな作業が、一気に自動化できます!「まだ、そんなに複雑にWEBは作ってないし、別にいいかなー?」と思っているあなた! 使っておいて絶対に損はありませんよ~!
さらに、Yeomanではいろんなgeneratorもアップされているので、使い方の幅が広がります。
今回ご紹介したYeomanの公式サイトから、3つのコアツールをインストールできます。ぜひ、のぞいてみてくださいね~♪