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【連載】モバイルEコマース勝利のための戦略(1)

ebookシリーズより「モバイルEコマース勝利のための戦略」連載開始!(第1回/全3回)

ストラテジー連載_1

このebookは、Eコマース担当者向けに売上に直結するモバイルサイトの品質を高める方法およびROI(投資利益率)を増大させるために、4つのテーマでまとめたものです。モバイル端末は普及率や利用率が増加し続けています。一方、企業側はユーザーが満足できるオンラインショップを提供できているでしょうか?チャンスを逃さないためにも今からモバイルサイトの課題を解決し、コンバージョン、売上、顧客満足度をよりアップできる最適化の準備を進めましょう!
 

はじめに

「なぜ、モバイルトラフィックは急速に増えたが、コンバージョンは低いままなのか?」

これは、北米Eコマースに携わる経営者の多くが持つ疑問であり「モバイルEコマースに期待しつつも、なかなか結果が伴わない」という問題を抱えています。もっとも、ユーザーがモバイルデバイスを手にするスピードはどんどん加速しており、それと同じようなスピードで企業がモバイル最適化を進めるのは、非常に困難です。しかし、いままさにこの問題に多くの企業が取り組み始めています。
 

利用時間の約60%はモバイルからのアクセス

ストラテジー3

Eコマースサイトの多くは、すでに20~45%のトラフィックをモバイル端末から得ています。これは、特に際立った事例ではありません。Eコマースの業界では、すでに1つのターニングポイントにさしかかっており、今ではアメリカのオンラインショップに絞ると、ユーザーの使う時間の59%が、モバイルからのアクセスで占められています。しかし、スマホやタブレットの普及に比べて、”コンバージョン”そのものはそれほど上がっていません。なぜでしょうか?

それは、「モバイルの普及率、利用率」と「モバイルサイトに対する満足度」が分断されているからです。ユーザーの期待とは裏腹に、今あるモバイルサイトは、その期待を充分に応えられていないということになります。
 

モバイルサイトが抱える課題

2000年代初頭のWeb戦略と同じように、いまのモバイルWeb戦略は慎重なトライアルアプローチが続けられています。つまり、企業はその他の施策とは少し距離を置いて、Webに対する全体の予算も低く抑えられていることが分かります。

モバイルWebは、ユーザーと共に成長し続けています。もし、企業がユーザーを”モバイル”という接触チャンネルから遠ざけて、PCサイトのまま読んでもらおうとする戦略は、今後の成長のための機会を失っているともいえます。低リスクで慎重すぎるアプローチは、いくつかの問題を生んでしまいます。
 

慎重すぎるアプローチ

  1. モバイルから生み出された売上だけではなく、全体の売上に対するモバイルの影響力について、理解できていない
  2. PCサイトに比べて、モバイルサイトが限定的なコンテンツと機能しか有していない
  3. タブレットなど他の端末への対応が遅れ、戦略が広がっていない
  4. デザインとブランディングが、モバイルサイトとPCサイトで異なる
  5. ユーザーがモバイルサイトではなく、PCサイトを無理矢理選ぶ

この中に、該当するものが1つでもあるとしたら、最適化されていない環境といえます。企業は売上目標と、ユーザーへのエクスペリエンスとのギャップを埋めることができなくなります。

モバイルは変化し続けています。スマホとタブレットのWeb表示においても、Eコマース担当者は、もっとスピードを上げて、ユーザーへのより良いエクスペリエンスの提供に取り組まなければなりません。それこそが、”利益を生み出し成長し続ける”唯一の道です。
 
 

コアビジネスの中にモバイルを組み入れる

ストラテジー2
Eコマース企業が行き詰るモバイルサイトの問題の多くは、コアビジネスからモバイルビジネスを切り離していることが原因です。これは、企業内のプロセス、指標、成長において、モバイルサイトをPCサイトと同様には重視していないためです。

モバイルをコアビジネスの一つに据えることで、モバイルの価値は明確になります。さらに、社内のさまざまな部署において、モバイルに対する理解を促進することができます。その結果、今後の投資活動において、モバイルに対するより深い眼識と高いROIを得ることができます。

一例として、多くのPC向けEコマースサイトでは、ユーザー中心のマーケティングプログラムを行っています。しかし、これらの取り組みはモバイル側では適用されていないケースが多々あります。モバイルを既存のマーケティング活動に組み入れることで、すべてのチャンネルを通じて、一貫した価値のあるエクスペリエンスを提供することができます。
 

モバイルは、すべての行動で1つのパターン

モバイルは未知の領域ではありません。むしろ、モバイルこそ1つの行動パターンです。これは、Eコマース企業が持っているモバイルへの常識を大きく変える必要があります。

この考え方を理解するには、ユーザーエクスペリエンス(UX)を考えてみるといいでしょう。モバイルのUXはPCのUXとはまったく別のものであり、異なるルール、コンテンツやビジネスロジックとしてではなく、「1つの行動パターン」として考えるのです。そして、ユーザーがPCからアクセスした時とまったく同じコンテンツ・機能を、モバイル端末から利用できるようにすることが重要です。

例: 今では40%以上のEメールがモバイル端末から開かれています。しかし、ほとんどのEメールテンプレートは、PCスクリーン向けにしかデザインされておらず、貧相なモバイルUXを生み出しています。

例: 今では40%以上のEメールがモバイル端末から開かれています。しかし、ほとんどのEメールテンプレートは、PCスクリーン向けにしかデザインされておらず、貧相なモバイルUXを生み出しています。

上記図にある問題を解決するために、多くの企業がすべてのスクリーンサイズに適応するテンプレートを作り始めました。「良いモバイルUX」は、Eメールマーケティング企業が求める成功のための一パターンです。

ちなみに、様々なデバイスに適応するレスポンシブなEメールテンプレートを実装した企業は、すでに10~20%のクリック数上昇を得ています。
 

各部署から選抜して「モバイル委員会」を作る

社内においてモバイルへの考え方を理解し意識を高めるためには、モバイルの価値をさまざまな部署に伝えていかなければなりません。

最も簡単な方法は、各部署の責任者を集めて「モバイル委員会」を設立することです。モバイルがどのように成果を拡張してくれるのかを理解させるためには、こうした組織の力が必要になります。

また、従来のモバイル戦略の問題は技術の拡張性でした。今後、2~4年先を見越したモバイルソリューションを取り入れることです。そのためにもなるべく早く、チームに技術担当者を入れるようにしましょう。
 


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★連載・第2回はこちら★

★連載・第3回はこちら★

<文/カナダ・Mobify社、翻訳・編集/ドーモ>

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