みなさま、待ちに待ったゴールデンウィークまであと半月となりました。もう既に予定を組んでいる方も、そうでない方も、大半の方が楽しみにしているのが「ゴールデンウィーク」ではないでしょうか。
旅行シーズンであるいま、日本人のGW関連ニュースと、外国の人々が日本への旅行をどう思っているか?をご紹介します。
2015年GWの旅行人数、平均旅行費用、旅行消費額(出典元:JTB)
2015年ゴールデンウィーク(4/25~5/5)の旅行動向|JTB
https://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=2020
4月初めにJTBから「ゴールデンウィーク(4月25日~5月5日出発日基準)に、1泊以上の旅行に出かける人」の旅行動向見通しが発表されました。
この調査によると、国内旅行人数は、昨年より3.0%増の2,335万人、総旅行人数は、2.9%増の2,386万人、ともに過去最高との予測です。
「ガソリン価格が安くなったから、家族でドライブ旅行したい」方や「北陸新幹線開通でいざ金沢へ」と考えている方も多いのが影響し、国内旅行への関心が高まっているのではないかと思います。
あるいは、昨年から根強い人気の「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がある「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の影響も大きいのではないでしょうか(私も今年こそは行きたい!)。
旅行業界検索キーワード動向「急上昇ランキング」(出典元:Google)
2015年のゴールデンウィークに関する旅行業界検索キーワード動向を発表|Google Inside Adwords
https://adwords-ja.blogspot.jp/2015/04/2015GW-travel-keyword-trend.html
13日Googleは、2015年のGWに関する旅行業界検索キーワード動向を発表しました。対昨年比の急上昇ワードは、北陸新幹線の開業で盛り上がりをみせている「北陸」と「金沢」でした。
そのほかにも、タイムリーな興味・関心がわかる検索動向が検索クエリの推移で明らかになっています。
GW関連の検索クエリの推移(出典元:Google)
GW関連に特化すると、年始初めから検索されるのは「海外旅行」。一方、「国内旅行」はなだらかに増え続けて検索ピークはGW直前ということが分かります。
まだ、予定を立てていない方はこれから急いで検索をしていくことでしょう。GWまで残り数週間。ここからの2週間は、家でゆっくりPC検索するよりも、通勤や休憩中などに手軽にスマホで検索!という方が多くなりそうですね。
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ここからは、本題である外国人観光客が日本で満足と感じたポイントについてご紹介します。
2014年度において、訪日外国人客の消費実態を調査したデータが3月末に観光庁より発表されました。
「平成26年の年間値の推計(暦年)」※確報値 報告書|国土交通省 観光庁
https://adwords-ja.blogspot.jp/2015/04/2015GW-travel-keyword-trend.html
この調査で気になるのは、訪日旅行に関する意識 (満足度など)。なんと、「日本滞在中に役に立った旅行情報源」の約半数はスマホから情報を得ていることが明らかになりました。
次いで多いのはPCですが、比較すると圧倒的にスマホが勝っています。確かに、都内や観光地などで見かける外国の方の大半は、スマホやタブレットで情報を調べている姿は良く見かけます。が、過半数の方がスマホとは…数値で見るとインパクトは大きいですね。
日本人だけでなく訪日する外国の方々にとっても、情報に辿りつくきっかけは「スマホ」が重要なキーポイントとなっています。
現在の訪日状況を確認しても「便利」と感じるきっかけは既に「スマホ」であることが明白となっています。
2020年の東京オリンピックまであと5年。「まだまだ先の話だろう」と捉えていた方も多いでしょう。
しかし、既に過半数を超えているいま、「日本にまたきたい」と思っていただけるような「おもてなし」対応ならぬ「スマホ対応」最適化を始めた方が良さそうです。