Web marketing webマーケティング

 
webマーケティング

モバイルファーストから“AI”ファーストの世界へ

aitop

みなさんは最近のAI(人工知能)技術のトレンドをご存知でしょうか? 今年3月初旬に、韓国のプロ棋士(イ・セドル九段)がGoogle傘下の企業ディープマインドが開発した人工知能のアルファ碁に一勝四敗で負けたことは、テレビのニュースでも大きく報道されたのでご存知かと思います。少し前まではAIといえば学問とか研究の世界のことでしたが、ここ1、2年できわめて現実世界に近づいてきました。

Googleの示すAIファーストとは?

Googleでは、毎年CEOから株主に向けて手紙が出されますが、今年は4月28日にCEOのサンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)からとても印象的なメッセージが出され、そのキーワードが世界中を駆け巡りました。全文は
https://googleblog.blogspot.jp/2016/04/this-years-founders-letter.html
に掲載されているのでぜひ読んでいただきたいのですが、ポイントとなるキーワードはその後半に述べられている、“We will move from mobile first to an AI first world.”です。

Googleが“Mobile First”を謳ったのは、もちろん検索がPCからよりもモバイルデバイスから多く来るようになったからですが、その後、音声での検索や画像での検索も急速に増えてきました。すなわち、「利用者がどんなシチュエーションで何をしたいのか」を理解し、Googleのコンピュータはそれを支えるスマートなアシスタントでなければならない、という方向性を明確に示したのです。それが「モバイルファーストからAIファーストへ」というキーワードです。

AIがもたらす真のエンゲージメント

それでは、このAIは具体的に私達がモバイルラボで紹介しているモバイルサービスとどのような関係になってくるのでしょうか? そのひとつの事例が、最近私達がご紹介しているMobifyのWebプッシュサービスに代表されるカスタマーエンゲージメントです。Webプッシュサービスは、ユーザと新しいタッチポイントを作る手法として注目されています。これとAI技術を組み合わせると、下の図に示すように、Webやアプリでのユーザーの行動履歴から、AIが次にそのユーザーが何を望むのかを予測・判断し、プッシュサービスを通して、適切なメッセージやレコメンデーションを適切なタイミングで送ることができるようになります。

recpro

このレコメンデーションは、例えばいまECサイトでよく見る「この商品を買っている人はこちらもよく買っています」という統計的なレコメンデーションとはレベルが変わってきます。既存のメールマガジンやプッシュメッセージは、ともすればやり過ぎると「邪魔だ」「ウザイ」と思われがちです。それは、コンテンツが送り手の意思と統計解析結果に基いて、「この情報なら役に立つのではないか」と想定して送ってはいるものの、必ずしもそれが当たっていないことが主な要因です。しかし、AIが「その人が本当に必要としている情報」を判断することができれば、そういったネガティブな発信をすることなく、まさに「ユーザーとのエンゲージメント」が実現されるようになります。

このように、AI単体ではなんら意味を持ちません。AIと、サービスやテクノロジーを組み合わせることによって、スマートなアシスタントとして効果が発揮されるわけです。モバイルに関わるみなさんも、ぜひこのAIのトレンドから目を離さないでください。

タグ

記事mobifyロゴ
Mobify(モビファイ)とは

Googleが認定しているマルチスクリーン対応のための最適化サービス。
デバイスに応じ、専用にデザインされたサイトを表示することができます。
ページの表示を高速化させる仕組みも持ち合せており、ユーザーの離脱を防ぐことが可能です。

▸Mobify(モビファイ)についてさらに詳しく

 最新記事