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“Web仙人”増井達巳氏登壇「スマホ対応とユーザーベネフィット」セミナーレポート

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Googleでのモバイルの検索結果に「スマホ対応」という表示がされるようになり、さらにはその表示有無が検索結果の表示順位に影響が出るようになると発表されたことを受け、株式会社ドーモがその具体的な対策方法と、さらには「ユーザーベネフィット」を考えた本質的なモバイル対応をテーマにセミナーを開催しました。

今回のセミナーでは、Web業界の重鎮で“Web仙人”と呼ばれる増井達巳氏(合同会社フォース)にもご協力いただき、本質的なモバイルサイトについて真剣な議論を交わしました。今回はそのパネルディスカッションの内容を中心にレポートしていきます。

セミナータイトル

『スマホ対応とユーザーベネフィットを考える』Google推奨ルールの真意とは?

実施日時

2015年5月20日(木)

セミナー内容

  1. 【第一部】「スマホ対応」ラベルに必要な6つのポイント具体解説
  2. 【第二部】ユーザーベネフィットの高いモバイルサイトとは
  3. 【第三部】モバイル対応サービス【Mobify】のご紹介

【第二部 パネルディスカッション】概要

  1. 「スマホ対応」ラベルがつけばOKですか?
  2. モバイル対応の方法は何が最良?
  3. 今後の潮流をどう汲み取っていくべきか?

パネルディスカッションでは、かつてキヤノンマーケティングジャパンにてWebサイトを統括していた増井達巳氏の「皆さんのサイトは、モバイルゲドンに生き残れますか?」という問いかけからはじまり、その後は7つのテーマに沿ってそれぞれの意見を交わす形で進められていきました。

モバイルゲトン

「スマホ対応」ラベルがつけばOKですか?

Googleの検索順位に影響することで「スマホ対応」ラベルを表示させることにばかり目が行きがちだが、果たしてそれでいいのか? 増井氏の回答は以下のようなものでした。

Webサイトがモバイルフレンドリーであるべきということは以前から言われてきたことですし、表示(デザイン)上のことだけで解決することではありません。Googleは表示スピードも大切だと言っています。

今後は法的な整備も進む中でWebサイトのアクセシビリティを高めていくことは社会の要請でもあり、それを実現するのは企業の社会的責任(CSR)でもあると思います。2020年には東京オリンピック・パラリンピックもありますから、今回の「スマホ対応」ラベルをきっかけに、企業サイトの構造化をしっかり考えるべきだと思います。

話は更に進み、「障害者差別解消法」や2014年に日本が(世界で140カ国目に)批准した「障害者権利条約」、海外諸国でWebサイトに関するアクセシビリティ確保を義務化した法律事例も紹介し、Webサイトにおける企業姿勢のありかたについてディスカッションを行いました。

スマホ専用サイト(スクラッチ)ではダメなの?

増井氏は、スマホを専用サイト(スクラッチ)として作ってしまうと、PCサイトの課題や改善点を見直すチャンスを見逃すと指摘。GoogleはOne Webでのサイト運用を推奨していることもあり、PCサイトとモバイルサイトを個別に作って運用することはGoogleの推奨とは異なることにもなる。また、コンテンツの表示速度もモバイルサイトのSEOにおける重要項目としているため、One Webの運用手法として用いられる「レスポンシブウェブデザイン」においてもパフォーマンス部分を考慮した設計をしっかりと行う必要がある。

さまざまな構築方法をしっかりと理解した上でマルチスクリーン時代のWebを考えることが大切ではないか。でも、まずはモバイルでの最適表示を企業の責任として取り組むべきとの意見がありました。

Goolge の真意を先読みするには?

モバイルゲドンの前兆であった、パンダ&ペンギンアップデートに触れ、増井氏は「新建築基準に準拠していない建物の資産価 値が下がるのと同様、モバイルフレンドリーではないスマホサイトの価値が下がる(例えば検索順位低下、アクセス数減少、コンバージョン率低下など) のは自明の理と持論を展開。モバイルフレンドリーではないない場合、運用している企業のブランディング価値も下がってしまうことを考慮すべきです。

Google適合とはなにか?

大きな変化の前には必ず潮流がありますので、その潮流をしっかり読み取り、対処療法ではなく中期的な視点を持って正しいモバイルサイトを考えていくべきだと増井氏が話す。今回のモバイルゲドンを生き残るためには、まず主要ページをモバイルフレンドリーにし、その後PCを含めWebサイト全体の品質と構造を見直し、本質的なマルチスクリーンWebを実現し、2020年に備えましょう!と締めくくりました。

セミナー

今回のセミナーで「未来を予測することは簡単ではありませんが、しっかりと潮流を見極めて、本質的なモバイルWebを提案していく」ことの重要性について、我々も改めて再認識することができました。

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Mobify(モビファイ)とは

Googleが認定しているマルチスクリーン対応のための最適化サービス。
デバイスに応じ、専用にデザインされたサイトを表示することができます。
ページの表示を高速化させる仕組みも持ち合せており、ユーザーの離脱を防ぐことが可能です。

▸Mobify(モビファイ)についてさらに詳しく

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